Google Adsenseに10回以上審査落ちした私でしたが、2025年５月にやっと合格しました！
この記事ではどのように私が合格したのかを具体的にご紹介し、アドセンス不合格で悩んでいる方に向けたアドバイスも含めてご紹介していきます！
Google Adsenseの始めようとしたきっかけ
私は2024年８月にブログ運営を開始しましたが、最初のころは更新頻度も低く、収益化は考えていませんでした。ですが、ブログ運営をする上でドメイン契約料金くらいは稼ぎたいなーと思い、2025年１月頃から本格的にGoogle Adsenseの審査に申込をしていました（そこから10回以上審査落ちを経験するとは思いませんでしたが…😇）
では実際に合格までに具体的に何をしたのかご紹介します！
審査前に絶対やるべきこと
ネットでGoogle Adsenseについて色々と調べ、審査前に絶対やるべきこととしてよく書かれていた下記７つをクリアするよう努めました。
①独自ドメインの取得
Googleアドセンスを申し込む際は、基本的に独自ドメインでなければ審査の申込ができません。
※例外としてサブドメイン形式である「はてなブログ(無料サイト)」は合格例アリ
AdSense アカウントの開設時にサイトの URL を入力する方法
サイトをお持ちの場合は、AdSense にお申し込みいただく際にその URL をお知らせいただく必要があります。今はサイトお持ちでない場合でも、後から追加できます。
適切に AdSense アカウントを開設するには、次の条件を満たす URL を入力してください。引用：Google Adsense ヘルプ
- パス、パラメータ、フラグメント、ポート番号を含まない標準ドメインである必要があります（詳しくは、下記の有効な URL と無効な URL の例をご覧ください）。
独自ドメインを取得する場合、ほとんどの場合「有料サーバー＋独自ドメイン契約」をする必要がありますが、私は「無料サーバー＋独自ドメイン１年間無料」のXREAのフリープランを利用しました。
②プライバシーポリシーの作成
Google Adnsenseでは必須コンテンツとしてプライバシーポリシーの設置が義務付けられています。
サイトのプライバシー ポリシーについて
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
引用：Google Adsense ヘルプ
- Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること（または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること）。
プライバシーポリシーでは必ず「広告について」「Cookieの使用について」等を記載する必要があります。特にアドセンス以外のアフィリエイト広告（A8.netやAmazonアソシエイト等）を使用している場合は、その旨も必ず追記しましょう。
また、私の場合サーバーの契約上、勝手にサーバー側の広告が出てしまうため、その旨も記載しました。
プライバシーポリシーの設置場所ですが、私はフッターメニューとサイドバーの２か所に設置しました。
もしご自身のサイトのプライバシーポリシーに不安がある方は、私のプライバシーポリシーをコピペして雛形として利用していただいてOKです。
📝本サイトのプライバシーポリシーはこちら
③お問い合わせページの作成
Google AdSenseの審査では、信頼性や運営者の透明性が重視されます。
お問い合わせフォームを設置することで、ユーザーとの連絡手段を明示し、実在性をアピールできます。これにより、信頼できるサイトと判断されやすくなり、審査通過の助けになります。
お問い合わせページの設置場所もプライバシーポリシーと同様に、フッターメニューとサイドバーの２か所に設置しました。
お問い合わせフォームの設置はプラグインの「Contact Form 7」を利用すると簡単に設置することができます。
④プロフィールの作成
お問い合わせページの設置理由と同様に、サイト運営者が誰なのか明確にすることが信頼性の判断材料になります。プロフィールを設置することで、サイトの目的や運営者の専門性・背景が伝わりやすくなり、Googleにとってもユーザーにとっても安心材料となります。
こちらもフッターメニューとサイドバーの２か所に設置しました。
私の場合、記事の内容に関して専門家などではなく、ただの趣味・日常ブログとして運営しているので何を書けばいいのか悩みました💦同じ悩みのある方はよろしければご参考ください。
📝私のプロフィールページはこちら
⑤審査用コードの配置
審査用のコードは必ずヘッドコードの中に貼り付ける必要があります。
cocoonテーマを利用している方は、「Cocoon設定→アクセス解析・認証」タブにある「ヘッド用コード」に貼り付けることができます。
📝cocoonテーマでGoogle Adsenseの審査コードの入力方法はこちら（cocoon公式HP）
プラグインを利用する場合、「Head, Footer and Post Injections」を利用すると楽に貼り付けることができます。
それでも貼り付けられているか不安な方は、プラグイン「Site Kit by Google」を導入することをオススメします！
Site Kit by Google はGoogleアナリティクスなどもまとめて設定できるので、とても便利でした！
⑥プログラムポリシー違反の確認
Google Adsenseではプログラムポリシーを設けており、これらに絶対抵触してはいけません。
Google パブリッシャー向けポリシー
引用：Google Adsense ヘルプ
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害（画像、著書、音楽などの著作権）
- 絶滅危惧種（の一部を用いた商品の販売や宣伝など）
- 危険または中傷的なコンテンツ（あらゆる暴力・犯罪・差別・違法行為で他者を攻撃すること)
- 不正行為を助長する商品やサービス（詐欺・マルチ・違法DL助長など）
- 不適切な表示に関連するコンテンツ（アルコール・タバコ・誇大広告・フィッシング）
- 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア（マルウェア、ハッキング）
- 露骨な性的描写を含むコンテンツ（アダルト全般）
- 国際結婚の斡旋（ロマンス詐欺・パスポート偽造など）
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ（アニメキャラの暴力・アダルト表現）
- 児童の性的虐待や小児性愛に関するコンテンツ（児童ポルノ全般）
この中で、ブログ運営者がやってしまいがちなのが「2.知的財産権の侵害」、つまり著作権侵害です。
- 他サイトのスクショを無断利用している
引用元のプライバシーポリシーに「スクショ利用禁止」などと書いてある場合がありますので、必ず確認しましょう。 - 他サイトを引用しているのに引用していることや引用元のリンクを貼っていない
引用している場合は「引用：○○公式HP」などと引用元を明記し、リンクも張りましょう。 - 撮影した写真を無断で利用している
自分で撮影した写真の場合でも、商用利用（広告付きのブログの掲載も含む）を禁止している場合がありますので、必ず公式HPなどで利用規約を確認しましょう。
私の場合、博物館の予約方法をわかりやすくするために公式HPのスクショを利用したり、博物館内で撮影した写真を用いていましたが、公式HPのプライバシーポリシーに商用利用不可と明記されていたので、スクショを削除or記事を非公開にしました。非公開にした記事はアドセンス合格後に広告なしで再掲しました。
⑦１記事2,000文字以上、合計10記事以上作成
アドセンスの合格基準としてよく聞くかと思いますが、「このサイトは有用性が高い！ぜひお金を払ってでも広告を載せてもらおう！」とGoogle側に思われるには、内容が濃い記事が複数が必要です。
その基準として「１記事あたり2,000文字以上、合計10記事以上」とよく言われていますので、ある程度記事が整ってきたら申請をしてみましょう。
私が合格したときは平均2,500文字以上、記事数は19記事で２カテゴリーで、PVは約80PV/日でした。
私が10回以上不合格で審査落ちした理由
前述の「審査前に絶対やるべきこと」をすべてクリアした状態で私は2025年1月からアドセンスの審査を申し込んでいました。そこから約5か月間合格できない沼にはまりました…。
私がずーっとアドセンスに不合格だった理由はずばり…
「ポリシー違反」のうち「有用性の低いコンテンツ」でした！
最初の不合格からずーっと「有用性の低いコンテンツ」で審査落ちしていました…。
「有用性の低いコンテンツ」として不承認になる理由は、以下のようにユーザーにとって価値が低い、または独自性が乏しいコンテンツと判断された場合によると言われています。
- 独自性がない（コピーコンテンツ）
他サイトの内容をコピペしただけ／AIで自動生成された文章を張り付けただけ - 内容が薄い
文字数が少ない／中身が抽象的／羅列した文章しかない - 読者の疑問に答えていない
タイトルと記事の内容の整合が取れていない／具体的な解決策が記載されていない - 構成が雑、読みにくい
改行が少ない／誤字脱字が多い - ナビゲーション不足
他記事への誘導（内部リンク）が少ない／カテゴリーなどが整理されていない - 広告目的が全面に出ている
アフィリエイトリンク中心で記事が薄い
合格するためにしたこと
何回も有用性の低いコンテンツで落とされて、正直何が悪いのか分からなかった中で行った対策は２つ！
「ChatGPTにプログラムポリシー違反していないか確認してもらう」と「記事を１からキチンと読み直すこと」です！
ChatGPTにプログラムポリシー違反していないか確認してもらう
え！？ChatGPT！？と思う方いらっしゃると思いますが、実はかなりいい相談相手になってくれます。
特にプログラムポリシーは、具体的になにがダメなのか明確なため、AIでも簡単に判断してくれます。
ポリシー違反しているのかの判定だけでなく、対策も一緒に考えてくれるので、とても便利です！
【クリックで全文表示】例：ChatGPTに手術跡の写真掲載が大丈夫かを聞いてみた時
- Qgoogle adsenseの審査に合格しようとしていますがいつもポリシー違反の有用性の低いコンテンツで不合格となってしまいます。不合格にならないために確認したいのですが、手術跡の写真を掲載するのはよくないですか？
- A
🔎 手術跡の写真掲載はOKか？
✅ 掲載可能な場合
- 医学的・健康情報を提供する目的で、適切に文脈があり、写真の使用に意味がある場合。
- 写真がグロテスクでなく、閲覧者に配慮された形で提示されている場合（例：サムネイルに使わない、モザイクやワンクッションページを使う）。
❌ ポリシー違反の可能性がある場合
- 写真がショッキング、グロテスク、不快と判断される内容（出血・傷口が生々しいなど）。
- 読者に精神的な不快感や恐怖心を与えるような表現。
- センシティブなコンテンツに該当する内容（Googleは医療関連でも一部はセンシティブ扱い）。Googleのコンテンツポリシー（AdSenseプログラムポリシー）では、以下のような点が指摘されています：「ショッキングなコンテンツ」：事故、死、重大な病気、身体の変形や外傷を描写する画像や文言は制限される可能性があります。
✅ 審査合格のためにできる対策
写真の使用を再考または制限
- どうしても使いたい場合は、ぼかしやワンクッションページで直接表示を避ける。
- 「写真はこちら（閲覧注意）」のような導線にする。
コンテンツの価値を高める
- 文字数が少ない・構成が曖昧なページがあると「価値が低い」と判断されやすい。
- ユーザーの悩みを解決する具体的な情報・体験談・対処法などを盛り込む。
私は特に「博物館内の写真は著作権違反になる？」とか「手術跡の写真掲載して大丈夫？」とかを聞いてみて、怪しかったら公式サイトのプログラムポリシーを端から端まで読んでいました。
記事を１からキチンと読み直すこと
正直、自分で書いた記事を１から読み直すのは若干苦痛ですが、きちんと一字一句、流れを考えながら読んでいくと、「ポリシー違反してるな」「誤字脱字あるな」「リンク間違えてるな」「この構成分かりにくいな」「何が言いたいんだか分からないな」「前に書いた記事と書き方が統一されてないな」など気づくことが多いです！
私は特に「書き方の統一」や「赤文字や枠色の統一」がなっていなかったのに気づいて一気に修正しました。
合格した時にやったてたこと
「合格するためにしたこと」を繰り返すうちに2025年5月末に10回以上審査落ちしていた中でやっと合格しました！
その時のサイトの概要はこちら👇
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 利用サーバー | XREAフリー（広告付き） |
| ドメイン | 独自ドメイン（.shop） |
| テーマ | cocoon（無料テーマ） |
| PV数 | 約80PV/日 |
| 記事数 | ２カテゴリー 旅のコツ：４記事 イギリス旅行：15記事 |
| 文字数 | すべて2,500文字以上 |
では具体的に合格の直前に行った対策についてご説明していきます！
【影響大？】YAML記事を非公開した
- QYAML（Your Money or Your Life）とは？
- A
Googleが検索品質評価ガイドラインで定義しているもので、ユーザーの「お金」や「人生」に重大な影響を与える可能性があるジャンルを指します。
・医療・健康に関する情報（例：病気の症状・治療体験、薬の紹介など）
・金融・投資・保険に関する情報（例：クレジットカードのおすすめ、資産運用）
・法律・税金・就職などの公的制度
・大きな買い物（住宅、車など）
・政治・災害・安全保障に関する話題
先ほどから何回か述べていますが、私はこのYAMLのうち「医療」に関わる、手術の体験記を載せていましたがこれを下書き（非公開）にしました。
症状の内容の出典として学会などのHPで記載されている内容を引用していましたが、不十分だったのかもしれません🤔また、記事の中には手術跡の経過が分かる写真を掲載していましたが、Google Adsenseではユーザーに強いショックや不快感を与えるコンテンツを禁止しているため、それに抵触した可能性もあります。
ちなみに合格した今は、症状に関する引用の精査と画像をクリックしないと表示されないように調整した上で、広告を非表示にすることでGoogle Adsenseのプログラムポリシー違反に抵触しないようにしています。
画像をクリックしないと表示されないようにする方法はこちら👇
【影響中？】カテゴリーを分かりやすくした
以前私のサイトのカテゴリー分けは、サイト名から文字ったかなり抽象的なカテゴリー分け（遊びの道／旅の道／日常の交差点）としていましたが、前述の手術記録記事を削除したので、わかりやすく「旅のコツ」「イギリス旅行」の２つにしました。
【影響中？】内部リンクを貼り、回遊率を上げた
内部リンクとは、自分のサイト内の他の記事やページへのリンクを張ることです。たとえば、ある記事Aから関連性の高い記事B・C・Dへリンクを貼ることで、読者が他の記事にも移動しやすくなります。
cocoonテーマを利用している場合は、「ブログカード」を利用することで、簡単に内部リンクを貼ることができます👇
これはSEOにも影響するとのことで、実際に私はPV数が上がりました。
【影響小？】モバイルサイトを見やすくした
修正前
修正後
前はモバイルサイトでカテゴリー一覧を見ると、画像が小さくなり、相対的に文字も小さいように見えていました。そこで画像が大きく、文字も読みやすい四角のボックス表示にしました。
他にも、各記事をスマホで確認して、PCだと見栄えがよかったけどスマホ版だと操作性や見栄えが悪いものをすべて修正しました。
PCのウィンドウ幅を狭めるとスマホ表示のようになりますが、実際にスマホで見るのと違う部分が多くあったので、必ずご自身のスマホを使って一度サイトを見直すことをオススメします！
よくある疑問
私が不合格で沼っていた時に疑問だったことについて、合格した時の私の状況と合わせてご紹介します！
- QPV数は関係あるの？
- A
私が合格した時は約80PV/日と少ない方だと思います。しかも19記事のうち４記事が突出してPV数が多かっただけでしたので、あまりPV数は関係ないと思います。
- QPageSpeed Insightsのスコアは何点だった？
- A
PageSpeed Insightsとは、サイトの読み込みスピードを判定してくれるもので、サイトの読み込み速度はSEOに直結すると言われています。
私の場合、無料サーバーを使っていたため速度が遅く、画像の軽量化やJavaScriptの読み込みなどを調整してモバイルで70点、PCで96点ほどでした。現在は広告を表示しているためさらに遅くなっています😅
- Q他のアフィリエイト広告は削除してた？
- A
ネットで調べると削除していた方がいいとあったので消していました。ですが私の場合、サーバーの契約上、勝手に広告が表示されていたため、広告のアリナシはあまり関係ないかもしれません。それよりも、プライバシーポリシーに広告についてきちんと記載されているかが重要ではないかと思います。
- Q審査期間はどれくらいだった？
- A
不合格の時は1週間後に通知が来ることがほとんどで、1回だけ1ヶ月待たされたことがありました。合格した時は2日後に合格通知が届きました。
おわりに
以上、私がGoogle Adsenseに合格した理由でした！
かなーり長文になってしまいましたが、Google Adsenseの合格を目標にしている方の助けになればと思います！
もしこの記事について「これ具体的に教えてほしい！」といったご要望がありましたら、ぜひコメントにてお知らせください！コメントにて返事や新規記事としてキチンとご紹介しようと思います！🤔
皆さんも合格を目指して頑張ってください！！👍